腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

1/12(IPポート日帰り手術当日)

f:id:yuanne-i:20230127105231j:imageホテルの朝食はビュッフェではなく、シェフがひとりひとりに作ってくれるタイプだった。
めちゃくちゃ豪華。どのおかずもすっごく美味しかった。
パンはおかわりを貰えるらしい。
和食の人はご飯食べ放題。
コーヒーも飲み放題。

余談だが、せっかく岸和田に来ているのだから、岸和田少年愚連隊を読んでみようとKindleで買ってみた。なんと舞台が病院最寄りの春木駅近辺であり、笑ってしまった。
解像度爆上がりである。

朝食後、部屋でダラダラし、頃合いを見計らって出発。今日はもう一泊するので、掃除不要のマグネットをドアの前に貼っておく。

日帰り手術センターに着くと、すぐ休憩用ベッドに通されて手術着に着替える。
点滴のルートを入れてもらう。

12時までKindleを読んで待機。ほぼジャストで呼ばれて、トイレを済ませて手術室へ向かう。
手術室は日帰り手術センターのある新館ではなく本館の方だった。
シャワーキャップのような帽子を被り、手術室の中でメガネを看護師さんに預けて、手術台に乗る。
周りでは4、5人の看護師さんがテキパキ支度をしている。
先生らしき人も入ってきて、あれ、抗がん剤どこに置いてある?なんて言ってるのが聞こえる。
(ここですよ、って看護師さんが教えていた)
みなさん親切で、「緊張してますか?」とか話しかけてくれる。
キョロキョロしてるうちにマスクを当てられ、麻酔の先生がニコニコしてるのを見たら記憶が飛んでいた。

目を覚ますと、すぐに起き上がるように促される。
フラフラ起き上がって車椅子に乗り、休憩ベッドに戻る。
なんとか1人で立ち上がってベッドに寝る。
痛いけど、虫垂炎手術の1週間後ぐらいの痛み。庇いながらも歩けるレベル。
時間は13時前ぐらい。1時間かかっていない。
1時間ほどの安静の間に、トイレに数回たつ。抗がん剤の副作用対策で水分の点滴を入れているので、とにかくすぐ催してしまう。
ふらつきもせずスタスタとトイレに行けるようになった所で退院。
水分をたくさん取るように指示される。
お会計が済んだら15:00だった。

お昼を食べていなかったので、病院の売店でおにぎりやお惣菜を買っておく。
電車で帰ることのできる元気さではあったが、念のためタクシーで岸和田駅まで帰る。1000円ぐらい。
ホテルに帰って遅いお昼ご飯を食べ、安静にする。

お腹の傷は左側で、10センチほど真一文字に切られている。縫わずに医療用ボンドで止めて、その上からドレッシングシールのようなものを貼ってあるだけである。このシールは自然に剥がれるらしい。
痛むけど、退院前に鎮痛剤を飲んでいるためかそこまでではない。

夕飯はスナック菓子をつまむ程度にしておいた。

ちょうど会社の決算の時期で、夫に全てを任せてしまい申し訳ない。しかし彼は数字に強いので、なんとか1人頑張っているようだ。
今年は税理士さんもいるので百人力だ。

シャワーは今夜からOKなので恐る恐る入ってみるが、全くしみないし痛くない。医療の進歩って本当にすごい。
昨日と同じようにスキンケアをして就寝。