腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

2/21(腹腔内化学療法4回目)

4回目の化学療法の日。
いつも通り4時起きだが、今日はなんだか眠くて仕方がない。
夫の運転も慣れたもので、カーナビを設定しなくても空港までサクサク行けるようになった。

行きの飛行機の中で寝てしまう。貧乏根性で、かろうじて飲み物はもらった。
寝ててアナウンスがよく聞こえなかったが、すこし遅れているらしい。雪の日に遅れたのと同じぐらいのタイムテーブルで病院に到着する。

血液検査が50人待ちで焦る。今日は17:30の飛行機を予約しているのだ。採血の時に事情を話すと、なるべく早く結果出るようにしますね、と言ってくれた。
外来に戻って血圧、身長体重を測る。外来の受付にも飛行機のことを伝えておく。

今日もY先生の診察。
またイメンドカプセルのことをアピールしておく。
イメンドカプセルはみんな吐き気によく効くって言っとるよ、とのこと。

血液検査は全部OKやね。
そう言えば右の卵巣腫れてるけどなんかやっとんの?
(10年前から腫れてます。たまに痛くなったりして経過観察してるけど大きくなってません)
ああそう。3センチから変わっとらんのやな。

看護師さんがポート用の針を準備してしてくれる。
ユアンさんは長いんよね、と覚えていてくれた様子。先生も、これでええ、と、またまたブスーっとポートに刺して終了。

外来で待っていると、看護師さんが次の予約表を持ってきてくれる。
次の予約はたくさん検査が入っていて、長くかかりそう。飛行機の予約は遅い方が良さそうだな。

お昼を買って化学療法室へ。今日も混み混み。一席だけ空いているような状態。

看護師さんがY先生の外来がある日は混むんですよ、と言っていた。なるほど。
なお、飛行機の時間は余裕で間に合うとのこと。良かった。

前回かなり副作用が軽かった旨を伝えると、増やした点滴に腎臓を保護する薬?のようなものが入ってて、それが効いてるのかもしれないとのこと。
看護師さんも、負担が軽くなったの良かったですね、と喜んでいた。

11:30に化学療法室に入り、最後の点滴が終わったのが15:15、会計が終わったのが15:35だった。帰りの飛行機の時間に間に合ってよかった。看護師さんに、この時間なら空港でお茶もできますね、と言われた。

看護師さんのおっしゃる通り、空港のサンマルクカフェでお茶をして、定刻通りの飛行機で帰京。
今日のお迎えは学校ジャージ姿!の息子つきだったので、空港内のロイヤルホストで夕飯を食べて帰宅。

化学療法した日は雑菌が入らないようにお風呂が禁止なので、ホットタオルで全身を拭いてすぐに就寝。

11時ごろ、突然お腹が猛烈に痛くなり飛び起きる。一体何かと思ったら、腸のぜん動運動のようで、トイレに行ったらすでに夫が占拠中。
痛むお腹を抱えて階下の極寒のトイレに行き、寒さに震えながら排出。
どうやらまったく同時刻に夫もお腹がおかしくなり、トイレに入ったのとのこと。食中毒?しかし息子はスヤスヤ寝てるし、何だったんだろう。
今日の夫と私の共通した食べ物は、ロイホの水だけだぞ。でも息子も水は飲んでるし、原因がわからず。