腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

8/15(完全切除手術後11日目)

夜中の覚醒はあれど、全体的によく眠れた。
今日は関西に大型台風が上陸する予定で、朝から雨が降っていて風も強い。どうなることやら。

電車も今日は一日中運休らしく、夜勤の看護師さんたちの、ママに迎えにきてもらうわ、あぁそれがええな、みたいな会話が聞こえた。

看護助手の人が出勤できなかったり、とナースステーションはバタバタしている。
関空も連絡道路が封鎖され、旅行者は閉じ込められて孤立してしまっているそうだ。

手術後の傷を守るために、病院から指定された腹帯というのをしているのだが、どうも肌が合わす、擦れる部分がかゆかゆしてきてしまった。
回診に来たI先生に相談すると、じゃあ痒み止め出しとくわ、とのこと。助かる。
ホチキスを半分とる。チクチクするぐらいの痛み。
だんだんと痛い思いをすることが無くなってゆく。

午後、カフェラテを買いに売店へ降りる。平日なので外来は開いているが、患者さんも少ない。

雨風が強くなりつつある外の様子を窓越しに見ながら過ごす。風の唸り声が聞こえる。