腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

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体調はほぼ変わらず。
外は暖かいらしいが、家の中は寒くて仕方がない。
手足の冷えも真冬と同じぐらいだし、なかなか体調が悪いようだ。

義母と義姉はスピリチュアルや占いなどが大好きで、人生の指針としている部分がある。
それ自体は私自身は信じていないし、好きにやったらいいと思うが、彼女たちは時々こちらの生活にスピリチュアルを挟み込んでくる。

今回は、いわゆるお祓いに行ったらどうか、と言う話だった。

巫女さんが舞ってるのが綺麗だから、それを鑑賞する感じで、と、あくまでお祓いを目的にしなくても良いのよ、というスタンスで誘うのが心憎い。
完全な善意からのお誘いなので、無碍にもできずとても困る。
もちろん断れば引き下がってくれるのだが、あらそう、、、と残念そうにするのも申し訳なく、ストレスになる。
それぐらい減るもんじゃないし、付き合ってやったら良いじゃん、と思われるかもしれないが、わたしの心の中の何かが確実にやすりで削られるので行きたくないのである。

どうぞお好きにやって下さい、私は行きません、と言うと、本人が行かないと意味がないらしく、ため息をつかれてしまう。

義母や義姉の人格や尊厳を否定する意図は全くない。とても親切で、私のことを我が子のように大切にしてくれているし、ふだんは見守っていてくれて、お願いすれば想像以上に支えてくれる存在だ。

ただ、根本で相容れないものがあるのが悲しい。
たぶん向こうもそう思っているだろう。