腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

4/4(HIPEC前日)

朝7時に起床。10時間ぐっすり寝た。
体調は良くなっていて、ポートの痛みもお腹の張りもない。昨日とは段違いに元気になっている。
今日から入院なので、化粧は日焼け止めと眉毛を描くだけにしておいて朝食を食べにレストランに行く。

f:id:yuanne-i:20230417073030j:image相変わらず豪華でとても美味しい。毎回付け合わせが違うのも丁寧な仕事ぶり。また半量で作ってもらった。

11:00ごろに夫と岸和田駅で合流。夫は飛行機で大阪入りするのは初めてで、eチケットなどいろいろ慣れなくて大変だったらしい。
駅周辺を歩いて、良さげなカフェがあったので、少し早いけど昼食。
その後、タクシーで病院まで行き、12:30に入院手続きをし、13:00に口腔外科で歯の診察をする。
全身麻酔で呼吸器をつける時に、たまに歯が欠けたり折れたりする人がいるらしく、丁寧な説明と歯石取りとクリーニングまでしてもらう。特に問題はなさそうのとこと。
佼成病院ではこういうのなかったな。歯が綺麗になって嬉しい。最近歯医者さんサボってたからな。

その後、待合室で30分ほど待ち、薬剤師さんと麻酔の先生からヒアリングを受ける。
そして病棟に案内され、ようやく執刀医のR先生から手術の詳細を説明してもらった。
だいたい情報収集した通りだったが、腹腔鏡手術でお腹の中全体を写真に撮り、どれぐらい抗がん剤の効果があったかを確認する。残っているようならHIPEC。
その後のことはR先生ではなくY先生の判断になるらしく、詳細は不明とのこと。
夫も納得いくまで説明してもらい、スッキリとした様子で良かった。
全て説明が終わり、夫と別れて病室に着いたのは16:30ごろだった。

この病室は今夜一晩だけで、空きがないらしく特別室だった(もちろん病院都合なので無料)。
しかし特別室で差額が16500円もする割には水回りも古く、あまりスペシャル感がない。
取ってつけたように汚れた古い簡易キッチンと冷蔵庫と電子レンジがついてる感じ。
無駄にだだっ広く、ヤクザの事務所のような革張りのソファとガラステーブルが鎮座してるだけ。お風呂が好きな時間に入れるのは良いかな。
ただしシャワーの半分ぐらいは穴から水が出てこなかった。

夫は岸和田駅まで歩いて帰ったらしい。病院から30分ぐらいで歩けたよ、いい散歩だったと言っていた。いいなぁ。私も歩いてみたかった。近くに素敵な感じの神社があって、行ってみたいんだよね。
夕飯はたこ焼きを買ってホテルで食べたそうな。

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私の夕飯。大変おいしかった。さわらにレモンがついてるのが良い。
男性は物足りないかもしれない。