腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

3/22(腹腔内化学療法6回目)

腹腔内化学療法6回目の日。
今回で一旦の区切りになる。

いつも通り羽田空港へ。やはり1月と比べて人が大幅に増えている。
空いている検査所まで歩いて、サクッと保安検査して搭乗口へ。
大型テレビでWBCの決勝の特番が流れている。連戦で大丈夫かなぁ日本。


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f:id:yuanne-i:20230402110441j:image本日のカメ。違う場所ではものすごい数が居た。カメのコミュニティができている。

畑ではタマネギがすくすくと育っていた。春タマネギだね。

血液検査がとても空いている。10人待ちとか信じられない。もしかしてみんな家でWBCみてるとか?

今日は水曜日なのでI先生の診察だった。
血液検査を見ただけで、あぁ、食事は取れとるみたいやね。とわかるのがすごい。

4月の手術内容の詳細を聞きたかったのだが、なんと手術前日にならないと説明してもらえないらしい。
えー!佼成病院は1週間前には執刀医の先生含めて、4つの窓口で丁寧に説明してくれたぞ!と思いつつ、病院によって対応が違うのは当たり前か…と諦める。

これで夫は入院日(説明を一緒に聞かなければならない)と手術日、その翌日(手術がおそくなり帰れなくなったときに備えて)も休まねばならなくなった。
まぁ手術時間は何かあったときに備えて長くなるのはわかるけど、せめて手術開始時間ぐらいはわからんものかねぇ。

見通しが立たないというのは不安と不満を煽るものだな、と改めて思った。

化学療法室では、WBCを見ているおじさんがエキサイト中。ほぼリアルタイムで独り言を言っているので、試合がどうなっているか手に取るようにわかる。
ダルビッシュが打たれたところでシュンとなり、最終マウンドでは、大谷、あと一球や!よっしゃあああ!!病気も吹っ飛ぶわ!!!と、一緒に見ていた看護師さんや患者さんと拍手してて可愛かったです。

そういえば、看護師さんたちは私には標準語で話しかけてくれるけど、関西の人にはバリバリ関西弁で話しかけてて、あぁ気を遣ってもらってるのかな、と思った。

15時前には終了し、お会計と薬をもらって帰路へつく。今日は17:30の飛行機なので、直接空港で時間を潰すことにする。
すでにかなりむくみが出ており、少し吐き気もある。体調が悪い。飛行機の中で眠りこけてしまう。

空港のお迎えでは、夫と、またまた学校ジャージ姿の息子つきだった。
前と同じようにロイヤルホストで夕食にするが、私はオニオングラタンスープが3口ほどしか食べられず。
息子にリュックサックを持ってもらい、ヨロヨロ帰宅。途中で息子が手を貸してくれたのだが、ちゃんと腕を曲げ、脇で手を固定して私が掴みやすくしてくれたのはビックリした(夫は私が言わないと、まっすぐ垂直に伸ばしたままで、腕を曲げて固定してくれなかった)。あまりの気の利かせ方に驚いたので、学校でこういう介助の仕方とか習うの?と聞いたら、いや習ってないけど…とのこと。

ドンペリを入れ、かろうじて化粧を落とし、身体をホットタオルで拭いて、マウスウォッシュをして就寝。
気持ち悪すぎて歯のブラッシングまでは出来なかった。