腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

6/8(腹腔内化学療法9回目)

大阪へ診察の日。
滞りなく飛行機に搭乗し、春木駅に到着。
今日の川。

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珍しく川の中にカメが集まってるなと思ったら、何かに群がってお食事中の様子。
蠢きに迫力があり怖かった。
例の畑には、人が入って耕していた。老夫婦といったかんじで、黙々と作業しておられた。

病院へ到着し、採血をする。今日は30分ほどで結果が出る様子。空いてるのかな?

Y先生の診察は4〜5人待ちとのこと。持ってきていた「統合失調症の一族」を読みながら待つと、体感ではあっという間に呼ばれた感じ。

あいさつしながら診察室へ入る。
(今周期も元気でした)
そうみたいやな。血液検査の結果も悪くないよ。
(オキノームがよく効いたので、また出してください)
わかった、出しとくわ。
PCI14か。手術でさっぱり取った方がええな。(手帳を見て)あぁ、8/4に手術予約入っとるな。腫瘍マーカーも徐々に下がっとるし、抗がん剤の効果も出てる。手術までになるべく小さくしとくのがええ。
細胞診しとくか。

ポート針を刺し、看護師さんが丁寧にお腹にルートを固定して終了。

いつも化学療法室に行く前にファイルを渡されるのだが、今日のファイルの中には腹水を取る細胞診用の試験管のようなものが入っている。大きさは採血用の試験管程度。腹水取れるのかな。私の腹膜偽粘液腫はお腹に充満してる感じじゃないんだけど。そういえば佼成病院で、女性は場所によっては少し腹水あるのが普通、って説明されたことがあるような。

化学療法室は半分ぐらいの入り。コロナ関連が緩和されたからか、付き添いの人がチラホラ居る。

看護師さんに腹水はどうやって取るのか聞いたら、お腹のポートから引いて取るんですよ、刺したりしないんで安心してね、と言ってもらえてホッとする。
見てみると、サラサラした黄色い腹水が出てきた。
看護師さんは少ししか無いな〜?まぁこれぐらいあれば大丈夫か、と、試験管の1/10ぐらいで終了。
ドロっとしたのが出てきたら怖いな、と思ってたので、ちょっと安心した。
点滴と抗がん剤は滞りなく終了。

帰りは雨が降ってきていた。傘を持っていなかったので、上着を頭から被って駅まで急ぐ。駅まで着いてしまえばずっと屋根の下を移動できるので大丈夫だ。

いつもなら空港でプライオリティパスで食事するのだが、お腹も空いてないし、プライオリティパスが使えるレストランはこってりした食事しかなく、今日の気分ではない。この間久しぶりに飲んだキャラメルフラペチーノが美味しかったので、空港のスタバでまた飲んでお腹いっぱい。
東京も雨が降っているらしく、空港が混んでいるとのことなので30分遅れで搭乗が始まった。
夫が車で迎えにきてくれて帰宅。

むくみが辛く、体を拭いて歯磨きしてすぐに就寝。