腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

6/24

引き続き吐き気が強く、辛い。
午前中は誰もいないので、また猫とベッドでゆっくりする。
療養にKindleか欠かせないと書いたが、猫も欠かせないな。

私はもともと生き物全般が好きで、縁があり猫はほぼ途切れることなく飼っている。

Twitterのアイコンにしているスコティッシュフォールドは、結婚してすぐ新居のベランダに現れた、ガリガリの迷い猫だった。最初見た時ははベランダと柵の隙間に首が挟まった状態でおり、私がびっくりして声を上げたら向こうもびっくりして暴れ、首が抜けて逃げていったというファーストコンタクトだった(当時はマンションの一階に住んでいた)。
その後またベランダに現れ、食べ物をあげたら完全に懐いてしまい、家に上がり込んでゴロゴロスリスリしてくつろぎ始めてしまった。
こんなペットショップに売っているような猫、飼い主さんが必死に探しているに違いない、と、警察や愛護団体に連絡したり、貼り紙したりしたのだが、飼い主は見つからなかった。
引っ越しや息子の誕生、次の猫が現れたり、と環境がコロコロ変わっても大らかで、しかしちょっと気に入らないようなことがあると、こっちが忘れた頃に復讐してきたり、人間臭い面白い猫だった。f:id:yuanne-i:20230708114758j:image


今飼っている猫は、息子がまだベビーカー時代に、怪我をして倒れているところを拾った猫だった。怪我の影響で片目が濁ってしまったが、それ以外は全く問題なく元気に過ごしている。
社交的だったスコティッシュフォールドとは正反対の大変に臆病な性格で、家族以外の人が来るとすぐ逃げる。よく来るようになった義母に慣れてものすごく懐いたのは、私も本当に驚いた。
とは言え今は亡きスコティッシュフォールドも今の猫も、日常的に世話をしてくれる私に1番懐いており、布団に潜り込んだりしてきてかわいい。
私が寛解できれば、健康寿命的にあともう1匹猫を飼うことができるかな、と思っている。