腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

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相変わらず時々ポート部分が痛む。この痛みが抜去までずっと続くとなるとゲンナリする。
はやく馴染んで体の一部になってくれ。

今日は2回目の代替療法の日である。
出かけにカバンを整理したら、奥からY先生が処方してくれたマグネシウム剤を発見。わーY先生すみません。ちゃんと出してくれていたんだね。

ボス先生の側には患者の顔写真がズラーっと貼ってあり、私の写真もある。どうやらボス先生は私のことを末期ガンと認識しているらしく、末期ガンのグループに私の写真が貼ってあった。なんとなく傷つく。他の人たちはぱっと見お年寄りばかりである。
あなたまだ若いんだから生命力を上げて!生命力が上がれば免疫力が上がって病気は治るから!とブレない。

弟子先生は相変わらず素晴らしい対応で、前回よりも攻めた感じで施術してくれた。
彼はわたしがこの治療に不信感を抱いているのも全てをお見通しのようで、割と際どい質問をしてきたりする。そう言うところも含めて弟子先生は良い。

地元に戻り、またお気に入りカフェでランチ。
今日はバジルソースのポークソテーだった。
この間よりもたくさん食べられたが、ずっと歯ごたえののないものばかり食べていたせいか、顎が疲れた。
顎の筋肉まで衰えているとは。

帰りに近所のスーパーで買い物する。家から徒歩20秒のところにあるスーパーなのだが、なんと化学療法を開始してから一度も行っていなかった。
肝心のチョコレートと、シャンプーやトリートメント、夕飯の材料を買う。

午後は疲れたので安静にする。
夫に、私って末期ガンなのかな?と聞いたら、ボス先生は抗がん剤使ってると聞いた時点でそういう認識になるんだろうね、とのこと。
そんなザックリした分類で治療するのかよ。写真の件といいデリカシーなさすぎ。
何となくこれを思い出した。
https://togetter.com/li/2056070
ボス先生はエルフだと思っておこう。

夕飯は鉄板焼きにした。頑張って肉を食べ、焼きそばを食べて大満足。
我が家の男たちにチョコをあげる。なんだかんだ2人ともうれしそう。

しかし私は食べる量が減っちゃったな。痩せて貧相になってしまう。切実にカロリー摂りたい。