腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

3/25(腹膜偽粘液腫発覚までの経緯)

体調ほぼ変わらず。
下痢は治ったらしく、お腹は楽になった。
ただ微熱は収まらず、横になって過ごす。
抗がん剤を入れたポート近辺の痛みが辛い。
傾眠傾向。

昨年の虫垂炎手術から腹膜偽粘液腫発覚までのメモが見つかったので転記。
腹腔鏡手術の際の写真などもあるけど、もろに内臓の写真でグロいので、とりあえず掲載は控えておく。

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2022/10/1
夕方前からお腹がシクシク痛む。
夕飯は食べるも、調子悪いまま就寝。

10/2
一日中お腹がシクシク痛み、横になる。
昼過ぎから夕方は仕事するも、ほとんど食事できず就寝。
頭痛あり。夜、一回嘔吐(たぶん頭痛のせい)。

10/3
夜中は痛みがあったがウトウトする。朝から急に尋常じゃない感じに右腹が痛くなる。
かかりつけ病院に行くと、虫垂炎疑いで佼成病院へ行く手配をしてくれた。
佼成病院虫垂炎で間違いないでしょうと診断され、即入院。

10/7
連日の抗生剤点滴で痛みがなくなり、普通食に戻って退院。
今後は通院で検査して手術が必要か診断するとのこと。

10/18、10/25
MRI、CT、大腸カメラなどなど検査をこなす。

11/8
検査の結果、痛みもまだ少しあるし、虫垂の腫れがあるので虫垂切除手術をすることになる。
少し肝臓周りに腹水があるのが気になる。
虫垂腫瘍も疑われるとのこと。
10年前からある卵巣嚢腫は特に問題はなさそう。

11/22
胃カメラ
下肢エコー

11/29
入院前説明

12/6
再入院

12/7
9:00から腹腔鏡手術。
11:30頃終わったらしい。
夕方、病室に主治医が来て、ご主人呼んだから今から説明すると話あり。
そんな話はきいてなかったので、あんまり良くありませんでしたか、と聞くと、そうですね…と深刻な様子。
点滴と看護師さんに支えられて、ヨロヨロとデイルームへ。
腹膜と肝臓周りに粘液性の播種が多数あり。
腹膜播種のように見える。腹膜偽粘液腫か腹膜腺ガンの疑い。
虫垂周りは大きく切除した。
一見して、ガンや破裂した形跡はなかったが、病理検査に出す。
いまは何ガンかの判断はできない。
余命などはまだわからないし、その話をする段階ではない。

夫はショックで涙ぐむ。
息子には包み隠さず全部伝えて欲しいと頼む。夫がためらうが、息子はたぶん大丈夫だから、隠すことじゃないから、と説得する。
息子はちゃんと受け止めて、ネットでいろいろ検索したり情報収集をしてくれたらしい。

12/14
術後の経過はとてもよく、普通食に戻って退院。

12/15-12/19
情報収集。
調べると腹膜偽粘液腫が濃厚そう。
腹膜偽粘液腫の患者の会というのがあったので問い合わせてみたら、迅速に分かりやすく、丁寧かつ心のこもった返答をいただいてありがたかった。

12/20
退院後初めての検診。
まだ病理の結果が出ていないが、今のところ腹膜偽粘液腫の疑いが濃厚。
たぶん虫垂原発
治療は手術と腹腔内温熱化学療法になる。
都内在住なので、国立国際医療センターを勧められるも、事前に調べた岸和田徳洲会病院を希望して、紹介状を作ってもらうことになる。
主治医も快く引き受けてくれて、アフターフォローなどはできるので、遠慮せず連絡してくださいと言ってもらえた。