腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

5/19

引き続き元気。
夫曰く、声の張りが違うらしい。3月ぐらいの体調不良が著しい時は声が細く、全然聞こえなかったようだ(私は夫の耳が遠くなったんだと思っていた)。
確かに今喋っていると、喉の筋肉が動いている気がする。あとお腹から声を出しているような。
体調のバロメータとして、声の大きさはあるかもしれない。
抗がん剤中はドラクエのステータスで言うと毒を食らっている状態と同じ感じだと思う。徐々に体力が減ってゆき、対処しないと命に関わることもある。現実にはどくけしそうは存在しないので、毒が徐々に抜けていくのを待つだけである。

安い服屋で買ったワンピースが、ちょっとモードな感じで気に入っている。コムデギャルソンだよ?といってももしかしたら騙せるかもしれない、というデザイン。
しかし腹腔ポートの治療時はワンピースだと不便なのである。初回まんまとワンピース姿で行ったところ、お腹をしょっちゅう出すのでセパレートの服がいいんですよ、と看護師さんに教えてもらった。
お腹周りがふわっとしてる方がいいのかな、と思ったチョイスだったが、それからはTシャツとウエストゴムのズボン、みたいな姿で行っている。ウエストゴムだとお腹のポートに点滴がつながっていても腰でズボンが止まるので、トイレに行くのに便利。まぁとにかく楽な服が良いです。わたしは飛行機で通ってるから流石にジャージとかでは行けないけど、近くの人ならそう言う格好が良いと思う。
今後腹腔ポート治療される女性は参考にしてください。そうそう居るとは思えないけれど。

午後になり雨がひどくなってきた。夫が仕事に行くのに、雨雲レーダーとにらめっこして雨雲が薄くなったところを見計らって出かけて行った。こんな土砂降りは久しぶり。

夜はまたティアキン。息子に例の祠を、彼なりのやり方だが一瞬でクリアされて夫婦で落ち込む。子供の頭の柔らかさと言ったらもう。
息子に、この祠は難しい方だよ、と慰めてもらった。