腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

4/12

大量の黄砂が吹いてきてる日。体調悪し。
おなかの左側の腹腔鏡手術の後もそれなりに痛いが、なぜか右側が張って痛い。それに伴っているのか分からないが、右の背中も痛い。
退院して1番体調が悪いかもしれない。カロナールロキソニンをダブルで決める。
今まであったせりあがるような吐き気がないのは不幸中の幸いで、HIPECは抗がん剤を循環させて最後は体外に出してしまうので、副作用はお腹の痛みぐらいか。

朝から配送会社のトラブル対応。夫がゲッソリしている。
あと、乾燥機が重低音を発するようになり、メーカーに問い合わせをする。キャンペーン中で保証を延長してもらえ、無事に無償修理か新品交換になりそう。
乾燥機と食洗機、ロボット掃除機は我が家では欠かせない三種の神器なので無いと困るのよね。

午前中はほとんど動けず、下痢でトイレに立つのみ。

午後は頑張って仕事をする。仕事中に義母が来訪、体調が悪いことを伝える。
午後から夕方までソファでウトウトしてしまう。

夜、寝る前に夫と来週の受診の相談をする。
お腹にポートが入ったままだし、まだ抗がん剤をやる可能性もあると思うとガックリする。
6回のDCS療法(ドセタキセル+シスプラチン+エスワンタイホウ)で体のダメージが激しく、しかしながら検査腹腔鏡で虫垂炎手術時とさほど状況が変わらない気がしたので、組織検査でよっぽと合う抗がん剤が見つかった場合を除いて、ポートからの抗がん剤はしたくないのが正直な気持ちである。
PCI値も高くも低くもなく、中途半端だし。
先生の出方しだいだが、減量手術しようと言われれば吝かではないが、またDCS療法を提案されたら断ろうかなと思う。

HIPEC後の方針についてはネットにも情報がなく、それこそ人によって千差万別なので、こっちもどんなカードを持って診察に臨めば良いか分からない。
すこし調べると、HIPEC後は経過観察になる人が割と多いのかな、という印象はある。MRIと血液検査で経過観察なら楽なんだけど。

夫としては、抗がん剤を始めてから明らかに私の元気がなくなり、痩せ細っていくのをみて、抗がん剤の影響か分からないけど虫垂炎手術後より粘液が増えているわけでもなく、HIPECしてこまかい細胞に効いていることを期待して、経過観察に持ち込めたら良いなという考えらしい。

私はと言うと、先生がしてきた提案に乗るしかないのかなぁという気持ちである。
調べれば調べるほど頭でっかちになって、自分の意見も分からなくなる。疲れた。