腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

4/11

朝起きるとカウンターに食器が放置されている。もはや夫が食洗機をかけないのがデフォルトになった。
今まで、こういう細かい諦めをいくつ抱えてきたんだろう。

今日は夫が休みの日なので、午前中から買い物へ行く。
餃子を作りたくて、オオゼキで売っている餃子の皮が厚くて包みやすく美味しいので足を伸ばしてみた。
先に隣の薬局で半夏瀉心湯という漢方薬を買う。
イリノテカンの下痢を緩和すると情報があったので、私には効くかわからないが、試してみようかと思っていた。
また、シスプラチンの副作用である食欲不振に六君子湯と言うのが効くともあって、試してみたかったが、まぁとりあえず下痢から効果があるか確認してみよう。
ちなみに夫の持論は、食欲不振は気合いで治せるそうだ。
だったら気合いでなんでも治せそうだね。、

オオゼキで餃子の皮と、美登利寿司のえんがわと炙りサーモンの寿司を買った。
えんがわが新鮮で、コリコリ食感もよく美味しかった。

午後は仕事をこなし、餃子作り。ぶんぶんチョッパーで荒く玉ねぎと大葉と白菜を刻み、肉と、ゼラチンで固めたスープ、創味シャンタン、塩コショウ、醤油、ごま油少々を混ぜてタネの出来上がり。うちはニラではなく大葉餃子です。
塩で野菜も絞らず、野菜はちょっと大きすぎない?ぐらい荒微塵切りでオッケー。逆に野菜をザクザク感じて美味しいよ。

夫とせっせと包み、息子が帰ってきてから焼き始める。皮がもちもちしてて美味しいが、なんと久々の自分の料理のおかげで味覚障害に気づいてしまった。
旨みをあまり感じない。舌の中央の味覚がない。なんてことだ。そりゃ食欲も湧かないよな。
やー副作用、いろいろ出てくるねぇ。