腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

6/3

台風は行ったが、まだ雨は残っている朝。
ポートが痛むが元気。

朝から配送会社とトラブルがあり、電話したりしてバタバタする。
色々片付けたあと、ようやっと息子を散髪に連れてゆく。

そこの散髪屋さんは息子が小学生の時からお世話になっており、お子さんは息子と同じ小学校に通うお父さんでもある。感じが良くて手早く、腕も良いと三拍子揃っている人である。
息子も絶大な信頼を置いており、その人でないと髪を切りに行かないのである。引っ越して電車で行かなくてはならない距離になってしまったのだが、数ヶ月に一回通っている。
今回は昨年の私の体調不良から半年以上行っていなかった。もう伸び伸びのボサボサ。
仕上がりは、小学生の頃のようなスポーティな短さではなく、中学生っぽく少し長さを残しつつ、さわやかな短髪スタイル。さじ加減が素晴らしい。

お昼を食べたあと駅まで歩いているうちに、ポートが激痛を発する。えっこれなんか刺さってる?というレベルで、うっすら汗をかくぐらい痛い。
息子に荷物を持ってもらい、ヨロヨロとなんとか帰宅できたが、帰宅してからも痛く、急いでオキノームを飲む。
こんなことがあるから外出が怖い。腹腔ポートは化学療法の大切な相棒ではあるが、いつか抜去して健康体に戻るのが目標。しかし酷い目にあった。

夕方のニュースで、藤井七冠が棋聖戦ベトナムに向かったとあった。
同じ頃、こんな増田を読んだ。

渡辺明という時代
https://anond.hatelabo.jp/20230602233041

これ、この間紹介した「渡辺明の孤独な闘い」を書いたのと同じ人じゃないかな。藤井の孤独、渡辺の孤独。考えさせられる。