腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

8/20(完全切除手術後16日目・退院)

退院の日。
またぐっすり眠れて、体調はほぼ万全。
朝食後、荷物の整理をするが、大したものは持ってきていないのですぐにつめ終わってしまった。
飛行機に手荷物が持ち込める大きさのトランク、今回も大活躍だった。
夫は羽田の駐車場が混む関係上、8時台の飛行機なのに6時ぐらいに羽田に着き、駐車場を確保。すこし仮眠をとっていたらしい。

10時ごろお会計が出来て、一階の窓口に支払いに行く。17日間の入院で、お値段80000円ほど。
高額医療費の制限でここまでお安く入院できている。
保険制度に本当に感謝だ。

夫がそろそろ到着するので、病室の方々にご挨拶する。
お互い頑張りましょうね、きっと良くなるから。と言ってもらえて、泣きそう。
もう1人の方からは帰りに食べてね、とアポロをもらう。f:id:yuanne-i:20230830080312j:image

嬉しい〜
勿体無くて食べられない。、

私の他に1人退院する方が居るのだが、飛行機が取れるか分からないので、すぐ帰れるか分からないそうだ。
ちゃんと家まで歩けるか不安だわ〜と言っていて、わかる、と思った。
暑さや道の凹凸、階段など、外は不安要素いっぱい。
その方がちょうど粘着テープのコロコロを手にしておられたので、お借りしてワンピースにかけさせてもらった。

夫が到着し、春木駅まではタクシーで向かう。
電車でりんくうタウンに向かい、お昼ご飯を食べる。
夫が、私が結構歩けることに驚いている。しかし、やはり暑さは辛く、お昼もほとんど食べられなかった。

関空では自動運転の電動車椅子に乗ってみた。f:id:yuanne-i:20230830080334j:imageこれ1人だと恥ずかしいんだけど、夫が側にいれば楽しい。規定の場所まで自動で連れてってくれる。

飛行機は満席で、初めての窓際席である。f:id:yuanne-i:20230830080357j:image
f:id:yuanne-i:20230830080400p:image古墳が見えたんだよ!
1番大きいのは仁徳天皇陵古墳のようです。

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f:id:yuanne-i:20230830080420j:imageあと富士山。綺麗ね。

外を見ているのが楽しくて、一睡もせず羽田に到着する。
家に着いたのは16:30ぐらい。

家は義母が一部の隙もなくピッカピカにしてくれていて、さらに熱いお茶まで卓上ポットに用意されていた。あつあつのお茶の美味しいこと。

猫は私のことを忘れていなかった。シャーって言われたらどうしようと思っていたが、声をかけたらニャーっと言ってくれたので一安心。
息子も元気そう。

義母が用意してくれていたコロッケと春雨サラダ、夫が買ってきたブリの刺身とそうめんを茹でて夕飯。
全ての塩分がしょっぱく感じて驚く。病院食の塩分の薄さよ。