腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

2/7(腹腔内化学療法3回目)

今日は3回目の腹腔内化学療法の日。

朝・トースト、プロポリスラテ

4時に起きて支度し、5時半に予約しておいたカーシェアで夫に羽田まで送ってもらう。
お互いすっかり慣れたな。

羽田空港の保安検査がものすごく混んでいて、間に合うかちょっと焦る。
みんな大きな荷物を抱えている。旅行かな。ちなみに保安検査は足首が隠れるブーツやスニーカーは脱がされて検査されるので面倒ですよ。

時間通りに関空に到着。電車で病院へ。
羽田空港とは打って変わって、病院はなんだか空いている。
サクッと受付して、サクッと血液検査して、サクッと初診以来のY先生と顔合わせ。
今日は午前中だからか元気そうだった。

前回のI先生に処方してもらったイメンドカプセルがすごく効いたので、また処方して下さい!あと、便秘がひどいので便秘薬も下さい!と患者力を強めにアピールする。
先生は嫌な顔もせず、そうかそうか、とパソコンで処方を書く。
便秘薬はマグネシウムしか出せないそうだ。病院のはちょっと違うのかな?とそのまま処方してもらう。
グレープフルーツジュースは「ええよ!」とのこと。
ええんか。なら普通に飲もう。おいしいし。

ポートに針を刺す段階で、用意された針を見て看護師さんたちがざわつく。前回の針がものすごく長かったらしい。
こんなに針長いん?ユアンさん細いのに。
ほんまや、こんなに細いのに。えっこれ長すぎるんとちゃう?
私は腹に肉がついているメタボ体型で全然細くないですが、医学的観点からすると細いのでしょうか…。
Y先生がポートを触診して、あぁ深いんや、それでええよ。とブスーっと針を刺して終了。

外来で次の指示を待っていると、エスワンタイホウのことを聞くの忘れていることに気づく。
次の予約票を持ってきてくれた看護師さんに伝えると、慌てて先生に確認してくれた。
エスワンタイホウの残りは飲まないように。
次のクールから新しいのを飲み始めるように、とのこと。
なんと、私が言わなかったらエスワンタイホウの続きは処方されなかったようだ。
ちょっとビックリ。大切な薬ではないの?

ポートから管をぶら下げたまま院内のコンビニでお昼を買って化学療法室にへ行く。
なんとベッドはほぼ満員。
この間は私入れて3人しか居なかったのに。

壁際のベッドが空いていたので、ここを今日のキャンプ地とする。巣作りして、吐き気どめの服薬。
その後点滴でも吐き気どめをいれ、ポートから漏れがないか確認をして抗がん剤を入れる。
今月からは水分点滴が増えるので、時間がかかると言われている。

途中で薬剤師さんがきて、前回処方されてたドンペリドンロキソニンが処方されてないですがどうします?と聞かれた。
それも言わないと出ないんかーい、と心で突っ込みつつ、処方をお願いする。
まぁドンペリは効いてるかよくわからないし、ロキソニンは頓服だから必須ではないんだけど。

昼・サンドイッチ、丸ごとバナナハーフ

丸ごとバナナの半分のが売ってたので買ってみた。デザートに食べたら、急に血糖値が上がったらしく、眠気が襲ってきた。いつの間にか寝てしまい、フゴッと言う自分のいびきで目が覚める。
化学療法室でいびきかいて寝てる人なんていないよ…すごく恥ずかしかった。

他の患者さんはとても静かで、眠っている人もいれば、本を読んだりイヤホンを使ってテレビを見てる人もいる。
ぱっと見はみんなガン患者とわからない。
もちろん、街を歩いていてもガン患者とはわからないだろう。

次にご飯抜きの検査があるのに、間違ってお昼ご飯を食べてしまった人がいて、看護師さんに、「いっぱい食べちゃいましたか?」と聞かれて、「いっぱい食べちゃいました…」って申し訳なさそうに答えてて、なんだか可愛かったです。

Kindleを読みつつ、15:00に点滴も全て完了。身支度してカーテン開けたら、私以外誰も居なかった。
会計終わっても15:20、飛行機は19:00なので時間がある。またまたりんくうタウンで時間を潰す。
アウトレットの眼鏡屋にいいフレームがあったのでメガネを作った。丸くて可愛いフレーム。気に入った。


f:id:yuanne-i:20230216131404j:imageあとジャックフロストガチャもやってしまった。

f:id:yuanne-i:20230216131412j:image夜・関西国際空港のおうどん屋さんでうどん

湯葉が入ってておいしかったけど、これで800円は高いなぁ〜

19:00の飛行機で羽田へ帰還。20:30頃迎えにきてくれていた夫と合流し、帰宅。下道で1時間ほどで帰って来れた。
いつもの時間に就寝。