腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

8/23

息子の誕生日。身長はとっくに越されて、声変わりも終わり、なんだか体つきも細いながらもムキムキしてきている。こんな人間を産んだなんてもう信じられない。赤ちゃんの時のツルツルでフワフワで、ムチムチだった頃が懐かしい。

願わくば彼は病を得ず、健やかに歳を重ねてほしい。

朝体重を測ったら、500gほど増えていた。水分が少し戻ってきたかな。
今回の手術では大網、小網、腫れていた卵巣などを取っているんだけど、重さ的にはどれぐらいだったんだろう。

食欲不振は続いている。胃が小さくなってしまっているんだと思う。徐々に拡張してゆくしかない。
お腹の縦の傷がむず痒く、掻いていたらかさぶたがポロッと取れたが、浸潤液のようなものが出てきてしまった。自分ではよく見えないところに傷があるので、夫にガーゼを貼ってもらう。
しかし、夫はこんなグロい傷をものともせずガーゼ交換をしてくれるのすごい。男の人ってこういうの弱いかと思っていた(偏見)。

退院してから初めて近所のスーパーへ行く。雨が上がった後で蒸し暑く、マスクしているとすぐ息があがる。
途中で座り込みたくなったが、頑張って買い物をして帰る。外が辛い。

午後にまた義母来訪。
義甥がイタリアから帰国し、ザクロのバルサミコ酢をお土産にくれたので味見してみたら、深い味わいに驚く。
今までバルサミコ酢は使った事がなかったのだが、ハマってしまいそう。息子もシューマイにつけて食べると美味しいと言っていた。

義母は今週末は忙しいので来られないそうだ。ハンバーグとピーマンの肉詰めを作ってくれた。なんとかピーマンの肉詰めを一つ食べる。

何を食べたいのかさっぱりわからず、食事が苦痛になってきた。もうこれは日にち薬というか、時間が解決してくれることを祈りたい。