腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

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ビンビンに元気。今にでも大阪行って化学療法できちゃうぐらいの回復ぶりである。

朝イチで美容院に行ってきた。電車ですぐの場所だし、駅からもすぐだし体力使わずに行ける。

4ヶ月ぶりの美容院、担当の美容師さんにことの詳細を伝えると、当然ながら大変驚いていた。
やはりガン患者を担当した経験があり、とにかく頭皮に刺激を与えないのが1番、と言っていた。
ユアンさんの髪は多いし傷んでないので、シャンプーだけで汚れを落として、トリートメントやリンスなど、髪に残るものはしなくていい。日中オイルなどで整髪するのはOK。
一旦抜けても化学療法が終われば生えてくる。しかし、最初の髪はチリチリしたいつもと違う髪が生えてくるけど、そのうちちゃんとした髪が生えてくるから大丈夫、とのこと。

髪は明るいところを少し暗くして、メッシュっぽく色を入れてもらった。
抜けた時のために短くした方がいいとのことなので、バッサリとショートにした。ここ最近はずっと前髪長めのマッシュショートだったので新鮮だ。
さすがプロの的確なアドバイス、これで脱毛も怖くないぞ。

次回切りたくなる頃は手術も終わってひと段落ついている頃だからまたよろしくお願いします、と言っておいた。

いつも美容院の帰りは決まったカフェでランチするのだが、今回はたくさん食べられそうもないので諦める。胃が元の大きさになったらまた来よう。

ドンクでランチ用と朝ごはん用にパンを買う。
その足でむげん堂に行き、脱毛したとき用にターバンのようにかぶって巻く帽子を買ってみた。
別に脱毛してなくても普段使いにオシャレに使えそう。
よくみたら単純な構造で、直線縫いで作れそうだし、もう少し長くすればリボンのように結べて可愛いかも。型紙取って自分でも作ろうかな。

お昼は定番夫パスタとドンクのパン。

f:id:yuanne-i:20230225110109j:imageキッシュロレーヌが食べたかったのよ!
トースターで焼き直してアツアツのを食べた。

仕事をして、夕方は安静にする。
義母来訪。コロッケを作ってきてくれた。ドンクのコーンパンを差し上げる。

まったりしていた私を見て、義母に、ずっとひとりで家の中だとつまらないでしょ?と聞かれる。
いえ、私はずっと家の中でもひとりで楽しめるので大丈夫です、と答える。

これは私の嫌いないわゆる「自分の機嫌は自分でとる」行為ではなく、昔からそういう性質なのである。
虫垂炎手術の入院中も、体の辛さと先行きの見えない辛さはあったが、ある程度元気になったら読書したり、スキンケアにいそしんたり(顔パックしてるところに回診の先生方がきて笑われた)、病棟を歩いて人間観察したりして楽しんでいた。ひとり遊びが得意なのである。
参考:
https://www.kosehazuki.net/entry/2023/02/15/
「セルフケア」を持てはやすなよ

義母はコミュニケーションのひとなので、私はひとりで入院してたら気が滅入るわーみたいなことを言っていた。

夜は疲れて、9時半には就寝。