腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

5/25(腹腔内化学療法8回目)

診察の日。
今日は空港に送ってはもらえるが、帰りは電車で1人で帰ってくる予定。
保安検査も搭乗も慣れたもんで、スイスイこなせるようになった。
朝の飛行機の時間が変更になり、若干早く病院へ着くようになった。血液検査も空いている。

診察室に元気に挨拶しながら入ると、Y先生も看護師さんも、おっ、元気そうやな、と嬉しそう。
いつも通り診察台に寝転んでお腹の確認。

(今周期は結構元気だったんです)
そりゃ良かったな。
(前回は数日間下腹と腰がすごく痛くて、ロキソニンも効かないんですけどなんか他のお薬ありますか?)
腹痛はようあるんよ。そうか、ロキソニン効かんのか。他にも薬あるよ。出しとくよ。

今回はポートはひっくり返っておらず、いつもの長針を刺して診察終了。

今日は木曜日なので、化学療法室はガラガラ。3人ぐらいしか居ない。
夫とLINE。昨日かかってきた税金関連の電話で、回答を税務署にかけ直したところ、うちにはそんな人いません、と怪談のようなことを言われたらしい。なんだそれ。
色々調べたら夫の勘違いで、区役所からの電話だったそうだ。怖いことにならなくて良かった。

四時起きだったので眠くて、点滴の最中はほぼ寝ていた。途中尿意で目覚め、ヨロヨロとトイレに行くのみ。
看護師さんに起こされ、点滴終了。ほんのわずかだが、すでに気持ち悪さがある。

会計を済ませ、薬局で薬を受け取る。
新たにオキノームという粉薬の鎮痛剤をもらうが、いわゆる医療麻薬だという。
薬剤師さんから細かい説明があり、とにかく他の人には譲渡しないでください、と念を押された。
たまにロキソニンを頭痛の夫に融通したりしていたが、ちょっとレベルが違う薬らしい。
さすがに少し身が引き締まる。
本当に我慢できない時に飲もう。

関空ではプライオリティパスを使って、冷やしあめジンジャーエールというものを飲む。

私は東京人なので冷やしあめを知らない。こーゆー味なのね。美味しかったです。
しかし紙ストローはいただけない。f:id:yuanne-i:20230607075711j:image

帰りの飛行機は羽田が混んでいて遅れて到着。
今日のもう一つの目的、忘れたKindleを取りに行かなくてはならない。
第1ターミナルの2階にあるスターフライヤーの窓口に行き、電話で告げられた番号を言うと、すぐに持ってきてくれた。住所と電話番号、身分証明書のコピーを取られた。Kindleは丁寧にビニール袋に入れられていた。
このKindleは6年以上使っているので、最近画面に黒いシミのようなものが出てきて気になるのだが、まだまだ使えそう。夫は新しいのを買いなよ、と言ってくれているのだけど。セールになったら買おうかな。このKindleはセールの時に3500円とかで買った。
2週間前にフル充電して持っていったのだが、まだ充電が35%も残っていた。

モノレールと山手線、井の頭線を乗り継いで、家に着いたのは21:30だった。
夫はまだ帰っておらず、起きていた息子と少し話をし、就寝。