腹膜偽粘液腫闘病記

腹膜偽粘液腫という珍しい病気にかかりました。闘病記をはじめます。

8/10(完全切除手術後6日目)

枕の相性が悪く、背中がバッキバキの朝。
ベッドを完全にフラットにすると、どうもお腹の傷が引き攣れる感じがして気持ち悪い。
あまりよく寝られず、ウトウトしては目が覚めて、やっと朝になったという感じ。

朝一でY先生来訪、手術中にとったサンプルでがん細胞は見つからなかったとのこと。
これは経過観察ルートゲットかな??とりあえず積極的治療は一旦終了であろう。

そうそう、回転したり、ポジショニングに散々悩まされたIPポートだが、手術ですでに抜去済みなんですよ。スッキリ!良い形で経過観察に移れそうだ。

すでに術後の痛みなどはほぼなく、元気である。
抜糸はまだで、お腹にはまるでフランケンシュタインのような縫い跡が、胸の谷間から下のキワまで縦にギザギザと走っている。ところどころホッチキス付き。
心の弱い人は直視できないレベルである。
医療従事者はみんな「綺麗な傷ですね〜」と褒めてくれる。

意気揚々と家族LINEに報告する。
兄は両親の墓参りに行ってくれたらしく、帰りにランチしたとステーキの写真をシェアしてくれたのだが、それを見た叔母が、私がもうステーキなんか食べているのかと勘違いしていた。

f:id:yuanne-i:20230819091538j:image叔母のとんちんかんぶりったら。

ちなみに今はスープ食である。
代表的な写真を載せる。f:id:yuanne-i:20230819091356j:image
f:id:yuanne-i:20230819091359j:image2枚目の写真のジュースは洋梨ジュース。
要は固形分もない完全なる液体の食事である。
スープは丁寧に裏ごしされ、みそ汁も完璧に出汁が引かれているが、何せ食欲が無く、なかなか入らない。
お腹が空く感覚はあるんだけどなぁ。
緑の野菜生活は好物なので嬉しい。

トイレついでに廊下の端から端まで歩くことにしている。そうでもないとベッドでずっとダラダラとしてしまうからね。